* MSSセミナー@京都 #04 [#l7d334ac]
** 日時 [#t9ad7f84]
- 2008年02月 05日(火)14:00〜

** 場所 [#nce4c347]
- 京都大学桂キャンパス Aクラスター
- [[アクセスマップ:http://www.kyoto-u.ac.jp/top2/documents/18_map.htm]]

** 講師: 田口 智清 氏 (神戸大学) [#nc7e073e]
- ''題目''~
*** 題目: [#ee907885]
多孔性媒体を過ぎる希薄気体流の拡散モデル

- ''概要''~
*** ''概要'' [#jf83f2b5]
気体分子の平均自由行程が系の代表長に比べて無視できない
気体(希薄気体)の振る舞いを考える場合,局所平衡状態を前提とする巨視的気
体力学ではその振る舞いを正確には記述できず,より微視的な視点に立つ分子気体力学
によらなければならない.従って,低圧気体(高層気体)やマイクロスケール流
の理解と正確な記述には分子気体力学に基づくアプローチが必要不可欠であり,
近年ますますその重要性を増しつつある.
本講演では,径の大きさが平均自由行程程度である微細細孔を持つ多孔性媒質中
を流れる希薄気体を考え,その振る舞いを分子気体力学に基づき考察する.
特に,多孔質媒体が周期的構造を持つ場合に,
多孔質中の気体と固体温度の振る舞いを記述する巨視的拡散モデルを,
均質化法を用いてBoltzmann方程式から導出する.
また,拡散モデルに含まれる拡散テンソルを,
多孔質が正方配列円柱群である場合にBoltzmann方程式のBGKモデルに基づき
広い希薄度の範囲にわたり具体的に構築する.
最後に拡散モデルの適用例を示す.