MSSプロジェクトの概要

ソフトマター(柔らかく複雑な物質の総称)の中でも特に機能性材料として重要な高分子系とコロイド系を対象とし、ミクロ階層(原子・分子レベル)・メソ階層(濃度分布や界面など)・マクロ階層(材料の形や製造プロセスなど)が物理的に矛盾なく相互に影響し合う多階層/相互接続シミュレーション手法の確立と、それを用いた全く新しい包括的材料・プロセス設計ソフトウエアの開発を行う。前者はソフトマター分野にとどまらず広く望まれていることであり、実現できれば他の先端基礎科学・工学分野にも大きなインパクトを与えることが期待できる。ミクロとマクロをいきなり接続するのは難しいが、ソフトマターでは両者の中間にあたるメソスケールのシミュレーション手法が発達している点が有利である。また、後者では物質の化学的な個性と系が示す物理的な普遍性をつないだ予測計算を目指し、シミュレーションによる材料・プロセス設計への貢献という重要課題にチャレンジする。

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